NOTE、HomeAwayと協定「古民家民泊」で地方活性化

古民家の宿泊施設活用など地域団体への支援を行う一般社団法人NOTE(以下:NOTE)は9月1日、世界最大級の民泊仲介サイト「HomeAway」とパートナーシップ協定を結んだと公表した。

NOTEは、国家戦略特区を活用し古民家を丸ごと再生、産業化することで地域活性化を目指すマネジメント業務を行っている。

HomeAwayは世界193ヵ国、約120万件の物件を掲載し、世界大手の旅行予約サイトを運営するExpediaグループの傘下に入っている。今年3月には日本支社を設立し、国内に約4500件の物件が登録されている。宿泊する物件を探す際、「体験」、「贅沢」、「ロマンティック」、「冒険」、「ナイトライフ」等のユニークな条件で絞り込むことができるのが特徴だ。

NOTEは8月16日の「ガイアの夜明け」で放映された新しい観光インバウンド戦略において、HomeAwayと協力し外国人観光客の誘致に取り組み、今回のパートナーシップ締結によって、兵庫県の篠山市(ささやまし)の「集落丸山」と兵庫県の養父市(やぶし)の「大屋大杉」がHomeAwayのサイト上で予約できるようになった。

今後はHomeAwayが参加しているExpediaグループを活用し、事業を展開している190か国以上のネットワークを駆使したPRを行う方針だ。

ゲストに古民家でしか味わえない日本独自の魅力を感じてもらい、その魅力を海外に発信することで地方活性化を見込む取り組みは、他の都道府県にも展開するのか。今後に期待したい。

【参照リリース】HomeAway社とのパートナシップ提携
【関連ページ】兵庫県の民泊・旅館業簡易宿所に関する条例・法律・規制

(Livhubニュース編集部 平井 真理)

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平井 真理

東京都出身。これまでダイエットアプリ、霊廟、ゲームなど幅広い業界での商品紹介やノウハウなどのライティング経験あり。ウェブライターの経験を活かし、主に民泊・Airbnb関連のニュース記事の執筆を担当。