民泊物件.comを運営するスペースエージェント、民泊物件サイトのbooken.jpをリーデックスより事業譲渡

民泊物件専門の不動産ポータルサイト「民泊物件.com」を運営する株式会社スペースエージェントは3月26日、株式会社リーデックスが運営する民泊物件専門の不動産ポータルサイト「booken.jp」の事業譲受について、事業譲渡契約を締結したことを公表した。同日付で事業を譲り受け、引き続き民泊事業者に良質な物件情報を提供するという。

booken.jpは、民泊物件.comと同様、民泊事業者に対して民泊物件情報を提供する不動産ポータルサイトだ。不動産オーナーから転貸許可を得た民泊物件を紹介している。

今回の譲受により、会員獲得、不動産会社情報の共有、掲載物件情報の増加、成約率の向上など、事業上のさまざまな点における有益な連携を見込む。特に、慢性的に供給が不足している物件情報について掲載情報を共通化することによる双方のサイトの情報量の充実が期待される。

booken.jpは2015年11月にサービスを開始し、2016年4月には約350万件の物件データベースをもつ不動産情報ネットワーク「リアプロ」と業務提携を行っている。スペースエージェントによれば、booken.jpは2018年3月時点では会員数7,000名を超え、200社以上の加盟不動産会社が利用しており、民泊物件紹介サイトとしては国内第2位だという。なお、民泊物件.comは2016年5月のサービス開始より成長を続け、15,000名超の会員、400社以上の加盟不動産会社が利用している。スペースエージェントによれば、2018年3月時点において、民泊物件紹介サイトとしては会員数、加盟不動産会社数、物件数、成約数において国内第1位だという。

将来的にはサービス名の統一も視野に入れているという。民泊物件専門の不動産ポータルサイトとしての運営実績を重ね、1位、2位の規模で運営されている両サービスのさらなる拡大に期待だ。

(Livhubニュース編集部)

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