ウェブサービスの開発・運営を行う株式会社SATTS(以下:サッツ)は6月15日、訪日外国人旅行客、国内旅行客に対して荷物預かりサービス及び、自転車レンタルを提供する貸し手である「コンシェルジュ」と、借り手である「ゲスト」とのシェアリングマーケットプレイス「tempGrab(テンプグラブ)」をリリースしたと公表した。
「tempGrab」にはtemporarily(一時的に)+ Grab(借りる)の意味が込められている。サッツは「チェックイン前、チェックイン後の荷物の置き場所」と「自転車のレンタル」に訪日外国人旅行客のニーズを見出し「tempGrab」リリースに至ったという。サービス内では、借り手である旅行者側をゲスト、サービスの貸し手である提供者をコンシェルジュと呼んでいる。
コンシェルジュは事務所、レストラン、家、民泊施設などの使っていないスペースや、自分が乗っていない間の自転車をtempGrabに出品することができる。一方、ゲストは近くのコンシェルジュが保有するスペースにスーツケースを保管したり、自転車を借りることができるというサービスだ。
料金は時間制で設定でき、ゲストが事前に予約をする仕組みで、現在登録されているケースでは1時間100円~500円ほど。
国内旅行であっても、長期滞在となるとスーツケースがロッカーに入らないことや、レンタサイクルを探すのに一苦労することがある。訪日外国人ならなおさらだろう。また、民泊等宿泊施設をチャックアウトした後、観光地を巡りたい場合にも需要があるという。
サッツは日本中の人達が自転車をシェアリングできればまた新たな経済コミュニティーが生まれると期待を寄せている。
【参照リリース】業界初! 訪日外国人増加を受け、民泊に付随した荷物の預り及び自転車レンタルのシェアリングマーケットプレイス「tempGrab」の提供開始
【サービスサイト】公式サイト: tempGrab
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
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