株式会社StayListは4月15日、同社が運営する民泊の一括検索サービス「StayList」が新たにマレー語、インドネシア語の2言語に対応したことを公表した。
StayListは、大手民泊サイト、宿泊予約サイトに掲載されている世界中の民泊をまとめて検索することができるサービスだ。これまで、日本語、英語、韓国語、中国語(繁体字)の計4言語に対応しており、今回新たに2言語に対応した。

民泊の浸透により、旅行における宿泊先の選択肢は大きく広がり、ユニークな宿泊体験ができるようになった。一方、グローバルでは数百もの民泊サイトが生まれ、既存の宿泊予約サイトも民泊の取り扱いを始めたことにより、旅行者が最適な宿泊先を見つけるまでの過程が複雑になることもあり、民泊市場が先行している北米やヨーロッパでは民泊の一括検索サービスが急成長している。こうした背景を受け、StayList社は、日本発の企業として、アジアの旅行者がより効率的に最適な宿泊先を見つける一助となるべく同サービスを開始した。
StayList社は2018年10月創業のスタートアップ企業だ。同社は同月、ジェネシア・ベンチャーズ、サイバーエージェント・キャピタルを引受先とする第三者割当増資により、4,000万円を資金調達している。引受先の2社は、アジア市場への知見やネットワークに基づき、資金面以外にも同社のアジア展開を支援している。同社は今後、シェアリングエコノミーやモバイルデバイスの普及、テクノロジーの進化により激変する旅行業界において、アジアの旅行者にとって最適な旅行プラットフォームを提供していきたいと意気込みを示す。
同社は今後もユーザビリティ向上のため、東南アジア各国の民泊サイトや宿泊予約サイトとシステム連携を強化し、対応サイト数の拡大、検索機能の拡充、対応言語数の拡大を図るほか、中長期的には、宿泊領域にとどまらず、旅行者の旅行体験全体にサービスを拡大する予定だ。
【サービスサイト(マレー語版)】StayList(ステイリスト)マレー語版
【サービスサイト(インドネシア語版)】StayList(ステイリスト)インドネシア語版
【サービスサイト(日本語版)】StayList(ステイリスト)
【コーポレートサイト(日本語版)】株式会社StayList
(Livhubニュース編集部)


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