スペースマーケット、早稲田大学IT戦略研究所との共同調査「シェアリングサービス利用者の実態把握」公開。

スペースマーケット」を運営する株式会社スペースマーケット(以下:スペースマーケット)は1月30日、早稲田大学IT戦略研究所と共同でスペースマーケット利用者の実態把握調査を実施したことを公表した

調査は2016年11月30日~12月10日にスペースマーケットのサービス利用者ゲスト約20,000名、ホスト約500名を対象に実施された。

調査結果によると、ゲストのプロファイルにおいて、ゲストの会場利用時の形態は、「仕事での利用」が38.7%、「プライベートでの利用」が61.3%と、プライベートでより多く利用されていた。

また、ゲストの利用目的は「イベント」が27%と最も高く、「パーティー」24%、「会議・研修」18%、「写真撮影」15%の順で高かった。

ゲストの利用人数は「~10人」が65%と最も高く、「~20人」23%、「~30人」6%、「~50人」2%の順で高かった。

男女比は女性が52%と若干多く、年齢は25歳~29歳が24%、次いで30~34歳が16%であった。

一方、ホストのプロファイルにおいて、これまでの貸出回数は「1~5回」が最も多く、34%、ついで「41回以上」が31%、「6~10回」が9%であった。

ホストの実施形態は、個人事業主が43%、次いで企業が26%であった。

会場を他のサイトに登録しているかという質問に関しては「登録していない」が42.9%と最も高く、「1サイト」17%、「2サイト」14%、「4サイト」11%の順であった。

男女比は男性が54%と若干多く、年齢は30歳~34歳が14%、ついで50~54歳が14%であった。

レビューの印象と当日の本人(ゲスト・ホスト)の様子とで印象が異なっていたことがあるかという問いかけには、「とてもよくあてはまる」「かなりあてはまる」「どちらかといえばあてはまる」の合計割合が、ゲスト23.7%、ホスト17.2%と、「ゲストの方がホストのレビューとのギャップを感じている」という結果になった。

また、今後も「スペースマーケット」を利用したいかという問いかけには、「とてもよくあてはまる」「かなりあてはまる」「どちらかといえばあてはまる」の合計割合が、ゲスト89.3%、ホスト91%と、両者継続利用について前向きであった。

スペースマーケットは、引き続き、得られた調査データに基づき、シェアリングサービスの信頼形成に関する研究を共同で行っていく見通しだ。

【参照リリース】スペースマーケットと早稲田大学IT戦略研究所が、シェアリングサービス利用者の実態把握について共同調査を実施
【参照リリース】シェアリングサービス利用者の実態把握についての共同調査結果

(Livhubニュース編集部 平井 真理)

The following two tabs change content below.

平井 真理

東京都出身。これまでダイエットアプリ、霊廟、ゲームなど幅広い業界での商品紹介やノウハウなどのライティング経験あり。ウェブライターの経験を活かし、主に民泊・Airbnb関連のニュース記事の執筆を担当。