スマートフォン広告支援などを手がける株式会社メタップスは5月31日、民泊物件の収益予測や不動産投資戦略に活用するデータ解析サービスの販売を6月から発売すると公表した。
サービス内容は「物件情報」、「マーケット情報」の各々をデータに基づいて解析できるというもので、立地や間取り別に客室単価や空室率、掲載物件数を一目で把握できるほか、客室単価や収益額の変化を時系列で見ることも可能だ。民泊物件の賃料決定や収益の予測、戦略立案の際に活用できる。
民泊データはジェイピーモバイル株式会社が提供する。同社は米国企業と契約し、世界4,250都市にある250万室の民泊物件について客室単価や空室情報を2014年から収集しており、国内3万件以上の民泊物件データを保有している。
それらのデータを元にメタップスが支援ツールを開発した。ホテル・不動産事業者などの参入事業者や投資を検討している企業をターゲットとし、海外で民泊事業に参入する企業にも売り込んでいく見通しだ。
この発表により株式会社メタップスは大幅に続伸、民泊の全面解禁に向け、収益への貢献が期待できることから投資家からも注目が高まっている。
【参照ページ】メタップス、民泊事業者支援ツール 賃料や立地を分析
【参照リリース】メタップス、民泊事業参入を支援 〜国内3万件超の民泊物件データを活用したデータ解析サービスを開始〜
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
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