民泊ホスト向けのモバイルwifiを提供しているジェイピーモバイル株式会社は4月28日、同社の民泊ホスト向けwifiルーターをリニューアルしたと公表した。民泊wifiとは、民泊ホスト・管理会社向けに用意されたモバイルwifiレンタルサービスだ。リニューアル後の民泊wifiの特徴は、「利用容量が無制限」「外国人スタッフによる多言語サポートサービス」「安心サポートパック」の3つだ。
通常、一般的なモバイルwifiは3日間で3GBなどの通信量制限があるのが一般的だが、こうした通信制限があるwifiの場合、前に宿泊したゲストが大量に通信していると、次のゲストの利用時に通信制限がかかってしまい、クレームやネガティブなレビューにつながるという問題が起きていた。JPモバイルが提供する民泊wifiではこうした通信量制限がなく、毎日無制限でLTE回線による高速通信が利用できるので、ゲストのクレーム防止、満足度向上が期待できる。
また、訪日外国人がメインの利用者となることを想定し、Whatsapp(英語)、WeChat(中国語)を利用してチャットアプリによる無料サポートも実施するほか、各種マニュアルも用意する。さらに、ゲストが万が一wifiを紛失したり利用時に故障した場合に備えて、WiFi故障、紛失保証サービス、緊急代替えルーター発送サービスなどの「安心サポートパック(有料:月額500円)」も提供する。契約期間の縛りもないので、民泊運用を辞める場合でも安心だ。
なお、今回のリニューアルに伴う月額料金の変更はなく、引き続き月額3,480円(税抜)で提供するとのことだ。民泊ホストとしてゲストの満足度を高めるために、もはやモバイルwifiの提供は必須となりつつある。しかし、一般的なモバイルwifiでは、通信量制限や契約期間の縛りなどにより民泊ホストが負うリスクが大きかった。また、通常のモバイルwifiは外国人に貸し出すことを前提としたサービス設計をされていないため、サポートや保証システムなども充実していない。こうした民泊wifiの登場は、民泊ホストにとって心強い味方となる。申し込みは下記から。
【参照サイト】民泊WIFI(ジェイピーモバイル)
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