株式会社ビースポーク(以下:ビースポーク)が、訪日外国人向けAI(人工知能)チャットコンシェルジュ「Bebot(ビーボット)」のサービス提供を、民泊施設向けに今年9月より開始する。民泊施設へのBebotのサービス提供は初の試みとなる。
Bebotは2016年に日本で初めて訪日外国人向けコンシェルジュ業務を人工知能で対応可能にしたチャットボットだ。「5つ星のおもてなし」と「業務効率化」を同時に実現することを目的としている。利用者はFacebook MessengerやWeChatなどのチャットアプリを通じて、リアルタイムで多言語対応のサービスを受けることができる。これまでにホテルやレンタカーサービスに対してサービスを提供してきた。
民泊施設向けサービスは、英語と中国語から開始し、施設の要望に沿ったハウスルール等の最適化、カスタマイズを行う。各物件でカスタマイズできるため、民泊施設側からゲスト(宿泊客)に対し、レビュー投稿を依頼するサービスも搭載できる。ビースポークはBebotの導入にかかる期間は数日程度としている。
ゲストからの質問やリクエスト対応などのカスタマーサービス業務を人工知能で自動化することにより、ホストの負担削減やゲストの満足度向上に貢献しそうだ。
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
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