民泊認知は98.3%、利用経験は20%、利用のきっかけ1位は「友人や知人に勧められて」で約半数、エアトリ調査

総合旅行プラットフォーム「エアトリ」を運営する株式会社エアトリは10月25日、民泊に関する調査結果を公表した。

調査結果によると、民泊の利用経験者は全体の20.4%だった。また「使ったことは無いが、どのようなものかよく知っている」が45.7%、「名前を聞いたことがある」が32.2%と、全体の98.3%が民泊を認知していた。

そして、民泊の利用回数は「2回~4回」が50.3%、「5回~9回」か9.4%、「10回以上」が9.9%と、民泊利用経験者の7割以上が複数回利用していた。また、海外での利用が43.9%、国内・海外双方での利用が19.3%と、海外での民泊利用経験者は6割以上だった。

民泊利用経験者が民泊を最初に利用したきっかけは「友人や知人に勧められて/誘われて」が49%ともっとも多く、次いで「安く泊まれる宿泊施設を探して」が24%だった。その際に、重視したポイントは「価格」が75%ともっとも多く、次いで「立地」が71%、「安全性」が39%と続いた。

今後の民泊の利用意向については、民泊利用経験者の58%が「今後も利用しようと思う」と回答し、全体でも34%が今後「利用しようと思う」と回答した。

民泊を利用した感想としては、30代女性から「大人数で利用する場合、利用料金を頭割りするのでかなり安くなる」「普段見る機会がない、その国の人が住む家を見ることが出来るのが楽しみ」、40代女性から「長期滞在の場合、キッチンやランドリーが使え便利」「なんといっても価格。ワイキキでありえないほど安価な宿。駐車場も無料だし立地がとてもよかった。キッチンが自由に使えたので食費も節約になり好きなものを食べられた」、50代女性から「紅葉時期の京都は、どこも満員でホテルが取れない状況なので、民泊があり助かった」などのポジティブな感想がみられた。

一方、民泊に感じる課題としては、20代女性からは衛生面、セキュリティへの不安を感じる、20代男性からは施設の質の情報がネット上で十分に得られない、30代男性からは一般的に確立されていないルールが多く不安、40代女性からは清掃代などが追加で発生し、1泊の場合はホテルの方が安い場合がある、事前のやりとりが面倒、40代男性からは鍵の受け渡しが面倒でチェックインの時間も限定されるなどの回答がみられた。

調査は2018年10月11日から10月16日まで10代から70代までの男女838名を対象にインターネットにより行われた。

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(Livhubニュース編集部)