民泊運営業務を自動化するサービスAirHostは8月31日、Webサービスに新たな接続先となる民泊予約仲介サイトを追加したことを公表した。これまで、Airbnb、Agoda、AsiaYoとの連携機能が備わっていたが、そこにホテル系OTAのBooking.com、Expediaに加え、中国系OTAの自在客が新規接続先として追加され、すべての機能が利用可能となった。
AirHostは民泊運営で必要となる業務を自動化するツールだ。具体的には予約カレンダーや清掃カレンダー、価格同期や自動メッセージなどを行い、さらに可視化ツール・売上レポートで傾向分析を分かりやすい形で確認できる。
例えば、自動調整を利用した場合は、Airbnbの価格を100%とした時に、それぞれのチャネルで何パーセントにするかを決めておくだけで、日々その割合が適用され、値付けを自動化できる。
複数のアカウント(部屋)、複数の民泊予約仲介サイトを一元管理できるため、積極的に集客力を強めていきたいホストや複数の部屋を持つホストに役立つサービスだ。
今後、途家や住百家との接続も進める見通しであり、接続先が増えることで予約率の向上が期待できそうだ。さらに、複数の同じルームタイプの部屋を持つホテル系施設向けに「自動部屋割り最適化」機能も開発中だという。民泊運用を検討中のアパート経営者など、幅広い層から支持を集めそうだ。
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
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