多彩なウェブビジネスを展開している株式会社トライシードは3月8日、グループ会社のヴォイスシード社の運営により、3月25日から運用を開始予定の訪日外国人向け民泊プラットフォーム、「a-StaY」のティーザーサイトをオープンし、空室などを民泊として有効活用したいホスト向けに事前登録申込を開始した。
トライシードはこれまで、「バス旅ねっと」「貸切バスオク」など訪日外国人のニーズを捉えたサービスの開発・運用を通じて着実な実績を築いてきたが、今回、これらの経験を踏まえて本格的に民泊事業へ参入する。
民泊プラットフォームサイト「a-StaY」は、オーナーが民泊へと有効活用したい物件を事前に登録しておくことで、訪日外国人が民泊用施設として予約・利用することができる、いわゆるバケーションレンタル(民泊仲介)サイトだ。
既に日本では民泊特区の大田区にて旅館業法の適用外となる民泊の解禁が始まっており、4月1日以降は特区以外でも旅館業法の規制緩和により全国で本格的に民泊解禁となる予定だ。今後、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックへ向けて民泊に対する需要はさらに高まっていくと考えられており、トライシードは「a-StaY」の運営を通じて空き物件や空室の有効活用を望む個人・法人を対象に新たな事業収入を得るための機会を提供する。
今後は英語をはじめ中国語(簡体字・繁体字)、韓国語の言語対応や24時間サポート、ゲスト・ホストともに利用しやすいツールの開発・実装を目指すという。
同サービスは使いやすさを重視したシンプルな構成となっており、東京オリンピックへ向けて新規参入するホストや、初めて民泊を利用するゲストにも使いやすい仕様となっている。民泊ホストやゲスト初心者でも気軽に利用することが可能だ。
中国などでは既にAirbnbを模した独自のバケーションレンタルサービスが次々と登場しており、着実にグローバルで利用者数を伸ばしている。日本発のこうしたバケーションレンタルサービスは今後どのように発展していくのか、引き続き今後に注目したい。
【参照リリース】㈱トライシード、訪日外国人向けの民泊プラットフォーム「a-StaY」のティーザーサイトを3月8日公開!
【参照ページ】a-StaY
(Livhubニュース編集部 平井 真理)


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