山梨県でワーケーションにおすすめの宿5選

山梨県は、世界文化遺産である富士山をはじめ、八ヶ岳、南アルプスなど多くの山々に囲まれている。高い山が海からの湿った風を遮ることで、一年中雨や雪が少なく、晴れの日が多い特徴がある。また豊富な山に加え、富士五湖と呼ばれる河口湖や山中湖など美しい湖が複数あり、カヌーやカヤックなどのアクティビティも楽しむことができる。

そして山梨県は、果物、ワイン、水も有名だ。葡萄、桃、スモモの生産量は日本一を誇る。日本国内で生産された葡萄を100%使用し国内で醸造された日本ワインと呼ばれるものの生産量も31.2%と日本一。そしてミネラルウォーターの出荷額も38.8%と全国1位のシェアである。(※1)

山梨県ワーケーションWebサイト

山梨県には、県独自のワーケーション専門Webサイトはないが、観光情報を掲載したサイトやページが複数存在する。やまなし観光推進機構が運営する、一押しの宿や温泉、ワイン、フルーツなどのおすすめ情報が乗った「富士の国やまなし観光ネット」。県のホームページには、公共眺望ポイントと題して、県・市町村の管理する未来に残したい絶景ポイントがまとめられている。ワーケーション先などを選定する際の参考にもできそうだ。

山梨県エリア紹介

山梨県は、避暑地で有名な清里や名水で知られる白州などのエリア。武田信玄ゆかりの地でもある甲府エリア。石和温泉やワイナリーで有名な勝沼エリア、そしてもちろん富士山と富士五湖のあるエリアなど、大きく分けて6つのエリアに分かれている。

ワーケーションにおすすめな宿

ワーケーションと一口に言っても、人ぞれぞれ、さまざまな目的や条件があるだろう。普段とは違う環境で仕事がしたい。ここ最近疲れているから自然の中でリラックスしたい。あたらしいプロジェクトに向けてアイデアをうむための刺激がほしいなど。

Workmillによる調査では、ワーケーション先選びでもっとも重視するポイントは「仕事環境の整った滞在先」と62%の人が回答している。(※2) 確かにディスプレイやワークチェア、電源、Wi-Fiなど環境が整っている施設があれば便利ではある。しかし、せっかく自宅でもなくオフィスでもない場所にお金を払って訪れるのであれば、自分の「やりたい」「ありたい」を大切にワーケーション先を選択することをLivhub編集部はおすすめしたい。

そこで、この記事では、読者の方の「やりたい」に補助線を引くような、編集者もワーケーションで訪れてみたいおすすめの宿を紹介する。

hotel hat walden

個性的なショップ・レストラン・オルゴール博物館などが点在する、清里の萌木の村エリアに、1976年に開業したホテルハット・ウォールデン。ホテルの名前は、1854年にヘンリー・デイヴィッド・ソローが森の中の小屋で送った自給自足の生活を描いた回想録「ウォールデン 森の生活」という随想からきている。ソローの思想は「人間はシンプルな方が創造力が湧き心豊かに生活できる」というもの。

野菜ソムリエのシェフが八ヶ岳の野菜や山菜を使ってつくる美味しいご飯に満たされに訪れるもよし。山野草や植物が700種類育つという日本トップクラスのナチュラルガーデンなど、豊かでシンプルな自然の中に身を浸しリフレッシュしつつ、頭ではなく五感をフルに使って環境から新たな発想をもらうのもいいだろう。

施設情報
hotel hat walden
住所 山梨県北杜市高根町清里3545 萌木の村
電話番号 0551-48-2131

SARUYA HOSTEL

富士山の麓にある、富士吉田市。富士山を中心とした文化が育まれ、また繊維産業で栄えた歴史がある町だ。そんな富士吉田市の、中心市街地にあった築80年あまりの空き家をリノベーションし、まちづくり活動の一環としてオープンしたのがSARUTA HOSTEL。宿は地域事業者と数々の共創を行っており、オリジナルのハーブティーなどを提供。リネンやシャンプーなど宿内のアメニティの多くに、地域の事業者のものが使われている。

また、徒歩数分のところに、アーティストが泊まり込みで作業に集中できるスペースを提供する宿、アーティストレジデンシーがあり、ホステルでは滞在アーティストの展示会なども行われている。

富士の麓に集まるアーティストや、地域文化や事業・アート・昔から引き継がれてきたものを大切にするSARUYA HOSTELのスタッフの方との交流も楽みつつ、クリエイティブなアイデアが生まれそうな宿だ。

<施設情報>
SARUYA HOSTEL
住所 山梨県富士吉田市下吉田3-6-26
電話番号 0555-75-2214

ZEN&BED 望月庵

ZEN&BED 望月庵は、禅体験を通して自分と向き合う体験型の宿泊施設だ。宿泊プランには大きく2つある。1つは現職の僧侶が案内してくれるフルパッケージプランで、坐禅、お茶、ミニチュア枯山水、精進料理、カウンセリングといった禅プログラムを受けることができる。もう1つは、座禅と朝食のみがついたプランだ。坐禅とは何のために行うのか、どのように行うのか、といったことまで説明を丁寧に受けながら体験ができる。

山梨で英語の塾の講師として3年勤務した後僧侶の道に進んだという金子僧侶との話からキャリアや自分自身を見つめ直すのもよし。座禅を組み、静かな空間に滞在する中で、心と体を整えるのもいいだろう。

<施設情報>
ZEN&BED 望月庵
住所 山梨県甲州市塩山小屋敷2295

農家民宿 古民家なかや

八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳といった山々に囲まれ、日本有数の美しい山岳景観を有する北杜市。名水の里としても知られている。そんな北杜市に位置する、江戸時代建築の農家民宿「古民家なかや」では四季折々の田舎体験ができる。田んぼや畑での農業を体験、山や川での遊び、囲炉裏を囲んで頂く旬の野菜や魚、五右衛門風呂。

江戸時代の日本は、取って使って捨てるのではない、循環型社会(サーキュラーエコノミー)が確立されていたという。過去にタイムスリップしたような気持ちで宿泊体験をすることで、これからの社会のあり方を想像してみる。また、日常のあたりまえを切り離し、違う目線から物事を捉えてみるきっかけとして滞在してみるのもよいかもしれない。

施設情報
農家民宿 古民家なかや
住所 山梨県北杜市須玉町下津金2461
電話番号 090-2912-6464

ほったらかし温泉キャンプ場

雄大な富士山と甲府盆地を一望しながら入浴できる標高約700mに位置する「ほったらかし温泉」のすぐ奥にある手づくりキャンプ場。施設内には小屋付きのサイトから、区画借りのサイト、フリーサイトまで様々なタイプが用意されている。

温泉までは徒歩3-4分のため、日の出を見ながら早朝に温泉に浸かるところから1日をはじめて、日中は、標高の高い山の上で清々しい風や光、太陽、大地のあたたかさを感じながらといった過ごし方ができる。

自然の中に身をおくとき、私たちはすべて、この自然の一部だったのだと思い出します。
はじめから、既に完全だったという安心感。足るを知ること。ゆだねること。ただここに在る自分を感じること。そのちょうど良いバランスを、自然のなかに見出せるように思います。

そんな言葉が、ウェブサイトには並ぶ。自分を真ん中に戻すために、訪れてみたい場所だ。

施設情報
ほったらかし温泉キャンプ場
住所 山梨県山梨市矢坪1669-25
電話番号 080-9677-1010

山梨県のAirbnb宿

「暮らすように旅する」というコンセプトでプラットフォームを運営するAirbnb。住まうようにゆっくりと滞在できる場所を多く見つけることができるので、ワーケーションの滞在先を見つけるにはぴったりのサービスだ。多くの山梨県内の滞在先がサイトには掲載されているが、中から2つ下記にて紹介する。

◆自然の中でBBQ。湖畔から徒歩2分の一軒家 – 借りられる一軒家

山中湖の湖畔から徒歩2分に位置する自然素材からできたスモールハウス。建築はBIO HOTEL認証を取得したオーガニック住宅。利用者のレビューにも、”とても静かな立地で周りを気にせずゆったりと過ごせた。木の匂いのするとても素敵な場所”といった言葉が並ぶ。自然の恩恵を肌で感じながら、サステナブルとは何なのか、自然を守るために何ができるか考えるなど、深く呼吸をしながら思考を深めるのに良さそうな環境だ。

リスティングURL自然の中でBBQ。湖畔から徒歩2分の一軒家

◆Condominium/Kofu Renovation 201/Wifi

JR甲府駅から車で8分、2015年にリノベーションが完了したばかりだという3LDKのマンションの一室。室内にはホストが世界各国から集めてきたヴィンデージの食器やインテリアが並ぶ。レビューには、”部屋は古民家カフェのようにお洒落にリノベーションされていて、こんなところに住んでみたいと思える空間。葡萄と桃を農園で買ったり、ワイナリーをまわったりする拠点に利用した”といった言葉が並ぶ。理想の暮らしを想像しに出かけてみるのもよいかもしれない。

リスティングURLCondominium/Kofu Renovation 201/Wifi

2つ以外にも多くの宿がAirbnbには登録されている。ぜひ、直接Airbnbのページを確認してみてほしい。

山梨県のローカルメディア

山梨県にワーケーションに行くとして、自由な時間に何をして楽しめるのだろう。そう思われている方は、ぜひ山梨県のローカルメディアを見てみてほしい。その土地に住んでいる人しか知らないリアルな地域情報をたっぷり得ることができる。ここでは2つ、山梨県のローカルメディアを紹介する。

BEEK

BEEK

引用元:BEEK

「やまなしの人や暮らしを伝える」をテーマに、山梨のいまを伝えたいと2013年にはじまったフリーマガジンBEEKのウェブ版。山梨で働く人々のコラムも素敵だが、SHOPというページには山梨県内の個性豊かなお店が並ぶ。廃墟となっていたガソリンスタンドをリノベーションして店舗を構えるストリートフード店、種まきから自分で花を栽培して売っている北杜市のお花屋さん。背景にあるストーリーとともに旅の目的地を妄想することができる。

ページURLBEEK

やまなしファン

東京から山梨県甲府市への移住者だという1児のお母さんPONさんが運営しているブログ。山梨のグルメ、穴場スポット、お得な情報に加え、引っ越し、移住を考えている人向けの情報も掲載されている。ブログ内にある山梨県笛吹市のご当地グルメ「ラーほー(ラーメン+ほうとう)」も美味しそうだ。エリアごとにおすすめの情報記事が見られるようになっているのも有難い。

ページURLやまなしファン

リモートワークという働き方を手に入れた今、私たちはもう少し自由に居場所を選んでいいはずだ。家族の都合や会社の制度によってそれぞれ制限はあると思うが、各々できる範囲で、自由に、自分の「やりたい」「ありたい」にそって居場所を選択してみてはどうだろうか。この記事が少しでもあなたの「やりたい」の背中を押せますように。

※1山梨県のあらまし2021
※2もう「オフィスだけ」じゃない!? 夏の働き方大調査 ― ワーケーション編

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Livhub 編集部

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