ここでは、2017年3月1日時点のBnB Insight最新データに基づいて、北海道の民泊・Airbnbの掲載件数や稼働状況などを簡単に分析、ご紹介していきます。
北海道では2月に札幌でさっぽろ雪まつりが開催されたほか、絶好のウィンタースポーツシーズンとなり、宿泊施設は一年の中で最も稼働が期待できる時期でしたが、民泊市場はどのような推移を見せたのでしょうか?それではさっそく北海道の最新の民泊状況について見ていきましょう。
北海道のAirbnb掲載件数
2017年3月1日時点での北海道内の掲載件数は、前月比マイナス6.6%減となる1,735件でした。地区別に見ると、最も多いのが札幌市で1,026件、次いで札幌市中央区が499件、倶知安町が215件となっています。
北海道のAirbnbホスト数
2017年3月1日時点での北海道内のAirbnbホスト数は前月比マイナス2.5%減となる730名でした。地区別に見ると、最も多いのが札幌市で448名、次いで札幌市中央区で258名、倶知安町が68名となっています。
北海道のAirbnb稼働率
2017年2月の北海道のAirbnb稼働率は前月比11.3%増となる66.8%でした。やはりピークシーズンとあり、1月と比較して大幅に回復しています。地区別に見てみると、最も稼働率が高かったのは倶知安町で79.7%、次いで札幌市中央区の75.8%と続きます。
北海道の想定宿泊単価
2017年2月の北海道のAirbnbの想定宿泊単価は前月比1,721円増となる24,141円でした。地区別に見ると、最も想定宿泊単価が高かったのは倶知安町で59,664円、次いで札幌市中央区の20,754円と続きます。
※想定宿泊単価の定義:BnB Insightでは、ホストが設定した宿泊料金に加え、追加人数設定および追加料金、そして清掃料金を加味したうえで想定宿泊単価を設定しています。そのため、全体的にAirbnbリスティングページの右上に記載されている宿泊料金よりも高くなる傾向があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?北海道では2月に札幌市「民泊サービス通報窓口」を設置することを発表した影響もあったのか、3月は2月と比較して民泊物件数も民泊ホストの数も減少傾向となっています。
さらに詳細なデータについては、下記より最新版の北海道の地域別レポートをお求めください。Airbnb想定売上上位リスティングのURL一覧なども掲載しており、より具体的かつ詳細な分析ができるようになっています。
(BnB Insight 編集部)
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