株式会社SQUEEZEは11月14日、同社が提供する民泊運用管理ツール「suitebook(スイートブック)」と、楽天コミュニケーションズ株式会社が提供する民泊向けIoTサービス「あんしんステイIoT」が、株式会社大京穴吹不動産が運営する大阪市の特区民泊施設「旅家 京橋 OsakaCastle」に導入されたことを公表した。大京穴吹不動産が運営する宿泊施設でのIoT活用は今回が初となる。
suitebookは、民泊・ホテル・旅館などの宿泊事業者や代行会社、サービスアパートメント運営事業者向けの運用管理システムだ。また、あんしんステイIoTは、民泊物件におけるチェックイン時の本人確認、入室時の解錠、問い合わせ対応、騒音対策、退室時のチェックアウトまでに必要な業務の工数を、タブレットやスマートロックなどのデバイスと連携しIoTを活用することで減らし、効率化するサービスだ。
「旅家 京橋 OsakaCastle」はこれらを導入することにより、民泊事業における個人情報管理や稼働状況の確認、タブレットを使った入居者とのコミュニケーション等を一元管理する。
大京穴吹不動産は全国32都道府県に75拠点の広域ネットワークをもち「ライオンズマンション」や「サーパスマンション」の分譲・管理で得た経験とノウハウをもとに、中古マンションの売買仲介やリノベーションマンション、一棟リノベーションマンション、リノベーション戸建て事業、オーナー所有の賃貸物件の運営サポート等を手掛けてきた。2017年末には既存不動産の資産価値の向上を目的とし、大阪で特区民泊物件の運営を開始しており、SQUEEZEと協業のもと民泊事業の実績を積んできた。
三社は今回の導入を機に、宿泊事業における業務効率化と生産性の向上をめざす協力体制を強化し、不動産価値向上のための高品質なサービス開発に取り組んでいく方針だ。
【関連ページ】SQUEEZEと楽天コミュニケーションズが業務提携。新サービス「あんしんステイIoT」提供開始
(Livhubニュース編集部)
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