東京都中央区は12月25日、2018年6月に施行される住宅宿泊事業法に関する条例骨子案を公表した。
骨子案では住居専用地域、商業地域、準工業地域をふくめた「中央区全域」における民泊営業を月曜日の正午から土曜日の正午まで制限している。
中央区の制限区域は、先日公表された目黒区と同様に「全域」であり、現時点で公表されている骨子案のなかでもっとも広範囲にわたる制限となる。
そのほか、事業の届出をする7日前までに近隣住民へ周知すること、周知した旨を区長へ報告すること、騒音やゴミによるトラブル防止のため宿泊ゲストへルール説明をすること、苦情等および対応の記録を3年間保存することなどが挙げられている。
中央区は今回の骨子案について、パブリックコメントを12月26日(火)から2018年1月17日(水)まで募集する。区民からの意見を参考に取りまとめた条例案は区議会への提出後、3月15日(木)に届出の受付開始を予定している。
【参照ページ】「(仮称)中央区住宅宿泊事業の実施に関する条例(素案)」に対するご意見を募集します
The following two tabs change content below.
最新記事 by Livhub 編集部 (全て見る)
- 超サステナブルな音楽フェス!?オランダの「DGTL」参加報告会が開催 - 2024年4月9日
- 資源を“ぐるり”と循環させる暮らしを体験。鹿児島・大崎町のサーキュラーホステルに泊まってみたら - 2024年4月8日
- 台湾のサーキュラー・ソーシャルデザインに会いに行く旅「Repair Our Futures〜つなぎ直す未来〜」 - 2024年3月22日
- “見る”だけが旅じゃない。リトアニアの「触って、聴く」街歩きツアー - 2024年2月26日
- 伊勢志摩・英虞湾の里海から、人と自然の共生とよりよい巡りを考える「サーキュラー・ツーリズム」 - 2023年10月2日